瞬間催眠術3
人気の少ない神社の境内だった。
仕事が終わって20時頃から逢ったため、食事のあとにホテルに行く時間はなかった。
そのため、食後は散歩程度で我慢せざるを得なかった。
人気が少ないとはいえ、お参りする人や他のカップルなどちらほら人影が見える。
僕は彼女と石垣に腰を掛けて話していた。
「ねぇ、エッチしたい?」
『何言ってるのよ。こんなところで・・』
「でも、エッチなしのデートは寂しいだろ?」
『そりゃ二人っきりになれれば嬉しいけど・・』
「ここでしちゃおうか?」
『馬鹿なこと言わないで!』
と彼女が反論するのと同時に
「愛してるよ」
『あ゛・・・』
「愛してるよ」
『・・・』
「ほら、力が抜けていく。」
「全身から力が抜けて、もう動けない。」
「まぶたからも力が抜けて、目をあいていることができない。」
「ふかーく入っていく。」
いつものようにぐったりとなった。
「今度目を開けると、とってもエッチになって目を覚ますよ。」
「そう、僕のペニスが欲しくてたまらなくなる。」
「僕のペニスを喜ばせると、君もとっても嬉しくなる。」
「3つ数えると目をあけることができる。」
「1,2,3!」
彼女はぼんやりと目を開ける。
『あ、はっ・・・』
「どうしたの?」
『暑いわ。』
追い打ちを掛けるように、彼女の肩に手を回して抱き寄せた。
(続く)
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