催眠日記 第5話 瞬間催眠でリモコンバイブ

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催眠日記-瞬間催眠術2

二人で地下鉄に乗っていた。

車内はとても空いていて、僕たちの周辺には人がいなかった。

会話が途切れて正面を向いている彼女の耳元で囁いた。

  • 「愛してるよ」

首、肩、背中とみるみる力が抜けてゆき、前に倒れそうになったので、慌てて反対の肩に手を回して抱き寄せた。

今、僕に寄りかかってぐったりとなっている。

そこで耳元でこう囁いた。


  • 「さぁ、あたりがだんだん静かになっていく。」
  • 「もう僕の声しか聞こえない。」
  • 「今から君の中にリモコンローターを入れてあげるね。ほら!」

僕はスカートの上から彼女の股間を一瞬だけ押さえつけた。

  • 『はっ・・』
  • 「僕が君の目の前で指を1回鳴らすと、このリモコンローターのスイッチが入るよ。」
  • 「2回鳴らせばスイッチが切れる。」
  • 「3つ数えると、君は目を開けることができるが、ローターは入ったままだよ。」
  • 「1,2,3!」

彼女はぼんやりと目を開けた。

その直後、

  • (パチン)
  • 『はぅ・・』

小さくうめき身悶え始めた。

下車駅が近づいたので、ローターのスイッチを切ることにする。

  • (パチン、パチン)
  • 『・・・』

ホームに着いて地下鉄を降りた。

ホームから改札までの階段を昇っている時に、再びスイッチを入れてみた。

  • (パチン)
  • 『きゃっ・・』

彼女はその場にしゃがみこんでしまった。

回りの注目を集めたことはいうまでもない。

(終わり)

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